なぜ?カミソリでの脇処理がおすすめできない3つの理由


ムダ毛処理、特に脇の処理は、多くの人が悩むテーマですよね。手軽にサッとできるカミソリを使っている方も多いのではないでしょうか。でも、実はカミソリでの脇処理は、肌にとって大きな負担になっているってご存知でしたか?

ここでは、なぜカミソリでの脇処理がNGと言われるのか、その理由を3つのポイントに分けてお話ししていきます。


1. 肌へのダメージが大きすぎる!

脇の皮膚は、顔と同じくらい薄くてデリケートな部分なんです。カミソリの刃を直接当てることで、毛だけでなく、肌の一番外側にある「角質層」まで削り取ってしまいます。

この角質層は、肌を外部の刺激から守る大切なバリア機能。これがなくなってしまうと、肌は無防備な状態になり、様々な肌トラブルを引き起こす原因になります。

  • カミソリ負け:赤み、かゆみ、ヒリヒリ感。これは肌が炎症を起こしているサインです。

  • 乾燥:バリア機能が壊れることで、肌の水分が蒸発しやすくなります。

  • 色素沈着:カミソリによる繰り返しのお肌への刺激が、防御反応としてメラニン色素の生成を促し、脇の黒ずみの原因となることがあります。

「カミソリ負け」を繰り返すと、色素沈着が進んでしまうことも。せっかくツルツルにしても、黒ずみがあるとちょっと残念な気持ちになりますよね。

2. 見た目も残念…「埋没毛」と「毛嚢炎」

カミソリを使うことで、見た目にも気になるトラブルが起こりやすくなります。

  • 埋没毛(まいぼつもう):カミソリで肌が傷つくと、角質が厚くなって毛穴を塞いでしまうことがあります。すると、次に生えてくる毛が皮膚の外に出られず、皮膚の下で成長してしまうんです。黒いポツポツが目立ったり、ひどい場合は痛みや炎症を起こすこともあります。

  • 毛嚢炎(もうのうえん):カミソリでできた小さな傷口から、細菌が入り込んで毛穴が炎症を起こすことがあります。これはニキビのような赤いブツブツとして現れ、化膿してしまうケースもあります。

せっかくキレイにしたのに、ブツブツや黒い点が目立つようでは本末転倒ですよね。

3. 処理の手間が増える!

カミソリでの処理は、手軽な反面、頻繁に行う必要があります。

  • チクチク感:カミソリは毛を根元からではなく、表面でカットします。そのため、次に生えてきた毛の断面が尖っていて、肌に触れるとチクチクした不快感を感じやすいです。

  • 処理の頻度:毛が伸びるスピードは個人差がありますが、カミソリだと1~2日おきに処理が必要になることが多いです。この頻繁な処理が、さらに肌への負担を増やすという悪循環に陥ってしまうことも。

カミソリの代わりにおすすめの処理方法は?

「じゃあ、どうしたらいいの?」と思った方もいますよね。カミソリに代わる、肌に優しいムダ毛処理方法もご紹介します。

  • 電気シェーバー:刃が直接肌に当たらない構造なので、カミソリよりも肌への負担が少ないです。

  • 除毛クリーム:毛を溶かして除去するタイプ。肌質によっては合わない場合もあるので、パッチテストをしてから使いましょう。

  • 脱毛サロン・医療脱毛:自己処理の手間から解放され、根本から毛をなくすことができます。肌への負担も少なく、プロによるケアなので安心です。

カミソリでの処理は、手軽で身近な方法ですが、肌にとってはリスクがたくさん潜んでいます。美しい脇を保つためにも、ご自身の肌に合った方法を見つけることが大切です。

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