二の腕のぷるぷるはもう卒業!二の腕の筋肉を徹底解説して引き締めよう!


ノースリーブやTシャツを着た時に、ふと鏡に映る自分の二の腕。「あれ?なんだかぷるぷるしてる…」とがっかりした経験はありませんか?実はこのぷるぷる、特定の筋肉を鍛えることでスッキリ引き締めることができるんです!

今回は、二の腕を構成する筋肉の種類やそれぞれの役割、そして「どの筋肉を鍛えればいいの?」という疑問にお答えします。この記事を読めば、あなたの二の腕のお悩みを解決するヒントが見つかるはずですよ。

二の腕って、どんな筋肉でできているの?

二の腕は、主に「上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)」と「上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)」という2つの筋肉でできています。

  • 上腕二頭筋(力こぶ)

    • 腕の表側、いわゆる「力こぶ」の部分にある筋肉です。

    • 役割:肘を曲げたり、前腕を回外(手のひらを上に向ける動作)させる働きがあります。日常生活では、重い荷物を持ち上げたり、何かを引き寄せたりする時に使われます。

  • 上腕三頭筋(二の腕の裏側)

    • 腕の裏側にある筋肉で、上腕二頭筋の反対側に位置します。

    • 役割:肘を伸ばしたり、腕を後ろに引く動作を担っています。物を押す、腕立て伏せをする、といった動作で活躍します。

上腕二頭筋と上腕三頭筋は、互いに反対の動きをする「拮抗筋(きっこうきん)」の関係にあります。片方が縮むと、もう片方が伸びることで、スムーズな腕の動きを実現しているんです。

ちなみに、上腕二頭筋の下には「上腕筋(じょうわんきん)」という筋肉もあります。これは肘を曲げる専門の筋肉で、上腕二頭筋をサポートする役割を持っています。

二の腕の「ぷるぷる」は、どの筋肉が原因?

さて、多くの人が気になる「二の腕のぷるぷる」。これは、ずばり**「上腕三頭筋」**が原因であることがほとんどです。

日常生活を思い出してみてください。物を持ち上げたり、引き寄せたりする(上腕二頭筋を使う)動作は頻繁に行いますが、腕を後ろに伸ばしたり、物を押したりする(上腕三頭筋を使う)動作は、それに比べて少ないですよね。

そのため、上腕三頭筋は普段あまり使われることがなく、たるみやすくなってしまうのです。このたるみが、いわゆる「振袖肉(ふりそでにく)」や「振り袖」と呼ばれたりもします。

引き締まった二の腕を手に入れるには、上腕三頭筋を鍛えよう!

二の腕をスッキリ引き締めたいなら、まずは上腕三頭筋を意識的に鍛えることが大切です。上腕三頭筋は腕全体の筋肉の約6割を占めているため、ここをしっかり鍛えるだけで、引き締まった理想の二の腕に近づけます。

ここでは、自宅で簡単にできる上腕三頭筋のトレーニングをいくつかご紹介します。

1. ナロープッシュアップ(手幅を狭くした腕立て伏せ)

通常の腕立て伏せは胸の筋肉(大胸筋)がメインで鍛えられますが、手幅を狭くすることで上腕三頭筋にピンポイントで効かせることができます。

  1. 床に両手をつき、手幅を肩幅より狭くします。

  2. 足は肩幅に開き、かかとから頭までが一直線になるように意識します。

  3. ゆっくりと息を吸いながら、脇を締めたままひじを後ろに曲げ、体を床に近づけます。

  4. 胸が床につく直前で止め、息を吐きながら元の位置に戻ります。

  5. これを10回×3セット目標に行いましょう。

2. リバースプッシュアップ(椅子を使った腕立て伏せ)

椅子や台があればできる、初心者の方にもおすすめのトレーニングです。

  1. 椅子に背を向けて座り、椅子の縁に両手をつきます。

  2. 足を前に伸ばし、お尻を椅子から浮かせます。

  3. 息を吸いながら、ひじをゆっくりと曲げてお尻を床に近づけます。

  4. ひじが直角になるまで下ろしたら、息を吐きながら元の位置に戻ります。

  5. これを10回×3セット目標に行いましょう。

3. キックバック(ダンベルやペットボトルを使ったトレーニング)

ダンベルがない場合は、水の入ったペットボトルでも代用できます。

  1. 片手と片膝を椅子やベンチにつき、上半身を前に倒します。背中をまっすぐ伸ばしましょう。

  2. もう片方の手にダンベル(ペットボトル)を持ち、ひじを90度に曲げた状態で脇を締めます。

  3. ひじの位置を固定したまま、腕を後ろに伸ばし、ダンベルを上げます。

  4. ゆっくりと元の位置に戻します。

  5. これを10回×3セット目標に行い、反対の腕も同様に行いましょう。

まとめ:二の腕の引き締めは「上腕三頭筋」が鍵!

二の腕のたるみを解消して、スッキリと引き締まった腕を手に入れるためには、日常生活であまり使われがちでない「上腕三頭筋」を意識的に鍛えることが最も効果的です。

今回ご紹介したトレーニングは、特別な器具がなくても自宅で手軽に行えるものばかり。今日から早速、トレーニングを始めて、自信を持ってノースリーブを着られる二の腕を目指しましょう!

美しい二の腕は、日々の小さな努力から生まれます。あなたの努力が実を結び、素敵な未来につながることを願っています!