「振袖肉」だけじゃない!二の腕の脂肪を放置する見た目以外の健康リスク
「Tシャツを着ると、二の腕の脂肪が気になる…」
そう思っていても、「見た目が少し気になるくらいだし…」と二の腕の脂肪を放置していませんか?実は、二の腕の脂肪を放置すると、見た目の問題だけでなく、健康リスクが高まる可能性があるんです。
今回は、意外と知られていない二の腕の脂肪を放置することの見た目以外の健康リスクについて解説します。
なぜ二の腕に脂肪がつきやすいの?
二の腕には、日常生活であまり使われない上腕三頭筋という筋肉があります。
筋肉の活動量低下:
デスクワークなどで腕を大きく動かす機会が少ないと、上腕三頭筋が衰え、脂肪が蓄積されやすくなります。
血行不良:
筋肉が使われないと、その周辺の血行が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなります。これにより、さらに脂肪がつきやすくなるという悪循環に陥ります。
見た目以外の健康リスクとは?
二の腕の脂肪は、単なる美容の問題ではありません。
1. 肩こりや姿勢の悪化
二の腕の脂肪を放置すると、上腕三頭筋が衰え、肩甲骨周りの筋肉も硬くなりがちです。
筋肉のバランスの崩れ:
二の腕の筋肉が衰えると、肩や首の筋肉に余計な負担がかかり、肩こりを引き起こします。
猫背:
二の腕が硬くなると、肩が内側に入りやすくなり、猫背につながります。猫背は、さらなる肩こりや腰痛の原因となります。
2. 冷え性の悪化
二の腕の血行が悪くなると、体温が下がりやすくなり、冷え性を悪化させる可能性があります。
血行不良:
脂肪が溜まると、その周辺の血流が悪くなります。
基礎代謝の低下:
筋肉量が減ると、体の熱を生み出す力が弱まり、基礎代謝が低下します。
3. 基礎代謝の低下
二の腕の筋肉、特に上腕三頭筋は、体の熱を生み出す大きな筋肉の一つです。
筋肉量の減少:
二の腕の筋肉が衰えると、全身の基礎代謝が低下します。
脂肪の燃焼効率の悪化:
基礎代謝が低下すると、脂肪が燃焼されにくくなり、痩せにくい体質になってしまいます。
脂肪を減らすための簡単な対策
筋トレ:
上腕三頭筋を鍛える筋トレ(フレンチプレスやキックバックなど)を生活に取り入れましょう。
ストレッチ:
腕や肩甲骨周りのストレッチをこまめに行い、血行を促進しましょう。
まとめ
二の腕の脂肪は、見た目の問題だけでなく、肩こりや冷え性、基礎代謝の低下といった健康リスクにつながる可能性があります。
肩こりや姿勢の悪化
冷え性の悪化
基礎代謝の低下
これらの健康リスクを避けるためにも、日頃から二の腕の筋肉を意識的に動かすことを心がけましょう。