【脇の脱毛】医療脱毛で副作用が出た場合の正しい対応と予防法|安全に受けるためのポイント
脇の脱毛は、自己処理の手間を減らし、黒ずみやムレの軽減にもつながる人気の施術です。
しかし、医療脱毛はレーザーを使用する医療行為のため、まれに**副作用(肌トラブル)**が起こることがあります。
この記事では、脇の医療脱毛で起こりやすい副作用の種類と、その正しい対処法・予防法を詳しく解説します。
安心して脇脱毛を受けるために、ぜひ最後までチェックしてください。
◆ 医療脱毛の仕組みと副作用が起こる理由
医療脱毛は、レーザーの熱エネルギーで毛根(毛母細胞)を破壊し、永久的な減毛効果を得る方法です。
このレーザーの「熱作用」によって、毛だけでなく周囲の皮膚にも一時的な刺激や炎症が起こることがあります。
特に脇は、
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皮膚が薄く汗腺が多い
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摩擦やムレが起こりやすい
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制汗剤や剃毛などで日常的に刺激を受けている
といった条件が重なるため、他の部位よりも肌トラブルが出やすい部位でもあります。
◆ 脇の医療脱毛で起こりやすい副作用一覧
① 赤み・ヒリヒリ感(軽度の炎症)
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最もよく見られる一時的な反応。
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レーザー照射後、数時間〜1日程度でおさまることが多い。
対応策:
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冷却タオルや保冷剤で10〜15分冷やす。
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保湿剤(ワセリンなど)を薄く塗る。
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入浴・運動・飲酒を当日は控える。
② 毛嚢炎(もうのうえん)
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毛穴の中に雑菌が入り、ニキビのようなポツポツ赤い炎症ができる状態。
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特に汗をかきやすい脇では発生しやすい。
対応策:
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清潔を保ち、患部を触らない。
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かゆみや膿がある場合は皮膚科で抗生物質の塗り薬・内服薬を処方してもらう。
💡**自己判断で潰さないこと!**炎症が悪化して跡が残る原因になります。
③ 火傷(やけど)
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強いレーザー照射や日焼け肌での施術により、まれに発生。
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痛み・水ぶくれ・強い赤みが出た場合はすぐにクリニックへ連絡。
対応策:
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施術院で処方される軟膏を使用。
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自宅での冷却・保湿を徹底する。
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自己処理(剃毛・制汗剤の使用)は完全に治るまで中止。
④ 色素沈着(黒ずみ)
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炎症後にメラニンが増えて、脇が黒ずんで見えることがあります。
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特に敏感肌やアトピー肌の人は注意。
対応策:
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ビタミンC配合の美白クリームを使用。
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摩擦を避ける(きつい服・除毛シートNG)。
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完治するまで定期的に保湿と日常ケアを続ける。
⑤ 埋没毛(まいぼつもう)
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照射後に毛が皮膚の下で成長し、黒いブツブツができる状態。
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剃刀や毛抜きでの自己処理が原因になることも。
対応策:
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ピーリング効果のあるボディスクラブや角質ケアを取り入れる。
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清潔に保ち、無理に毛を抜かない。
◆ 副作用が出た時の正しい対応ステップ
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症状の程度をチェック
赤みや軽いヒリヒリ → 自宅で冷却・保湿。
水ぶくれ・痛み・腫れ → クリニックへ即連絡。 -
施術を受けたクリニックに相談
医療脱毛は医療機関で行うため、医師が診察・処方対応できます。 -
市販薬を使用する場合の注意点
ステロイド外用薬を使う際は、短期間・医師の指導のもとで行いましょう。 -
次回の照射を延期する判断も必要
皮膚が完全に回復するまで、照射を避けることが大切です。
◆ 副作用を防ぐための5つの予防ポイント
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日焼けを避ける(特に夏場)
日焼け肌は火傷リスクが上がります。 -
施術前日の剃毛は電気シェーバーで
剃刀は皮膚を傷つけやすく、炎症の原因になります。 -
施術後24〜48時間は脇を刺激しない
制汗剤・香水・ボディクリームの使用はNG。 -
通気性の良い服を着る
汗や摩擦による刺激を防ぎ、炎症リスクを下げます。 -
しっかりと保湿を続ける
乾燥はバリア機能の低下につながり、トラブルを起こしやすくなります。
◆ 脇の脱毛で副作用が出やすい人の特徴
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敏感肌・乾燥肌の人
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剃刀や除毛クリームでの自己処理が多い人
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日焼けしやすい体質の人
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ホルモンバランスの変化が大きい時期(生理前など)
これらに当てはまる人は、施術前に医師のカウンセリングで肌状態をチェックしてもらうと安心です。
◆ 医療脱毛の安心ポイント:必ず医師が対応できる環境
医療脱毛は、サロン脱毛と違い医師が常駐しているため、万が一のトラブルにもすぐ対応できます。
症状に合わせて、
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抗炎症薬
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ステロイド外用薬
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抗生物質
などを処方してもらえるのが大きなメリットです。
もし副作用が出ても、「すぐ相談できるクリニック」を選んでおくことが安心につながります。
◆ まとめ:脇の脱毛は安全性とアフターケアが大切
脇の医療脱毛は、正しく行えば副作用のリスクが非常に低く、安全で効果的な美容医療です。
ただし、照射後の肌はデリケートなため、保湿・清潔・刺激を避けるケアが何より重要です。
💡安心して通うためのチェックリスト:
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医師が常駐しているか
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肌トラブル時の診察・処方が無料か
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脇の脱毛実績が多いか
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アフターケア用品(軟膏・保湿剤)が充実しているか
これらを満たしているクリニックを選べば、美しく清潔な脇を長期的にキープできます。